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Mellote15 は、ハート星雲 IC1805 の中心部にあります。柱上の Mellote 15 は生まれたばかりの大きな恒星の恒星風や放射線によって彫りだされていきます。
2年前に撮ったバラ星雲です。
佐久間ダム近辺で撮影。
R200SS / コレクターPH
EOS KISS X2 ISO1600 180秒 22枚
総露出時間 66分
ガイドが決まっていて、撮影したコマをほぼ全て使いました。
IC1396 Elephants' trunk nebura , 象の鼻星雲
2017年11月19日に撮影
佐倉市より撮影
ナローバンドフィルターを使っての撮影です。ナローバンドとは星雲が発する輝線のことで、
その輝線のみを通す特殊なフィルターを使って撮影しました。一般的に、ナローバンド撮影に
使うフィルターは、S-II , H-α , O-III の輝線のみを通すものを使います。この3枚の
フィルータを使うことによって、ある程度光害がある場所や月明かりがあっても、星雲を
カメラで捉えることができます。
S-II を 赤、H-αを緑、O-III を青に割り当てて合成します。このような合成方法を通常
SAO もしくはSHO 合成と言い、別名ハッブルパレットと呼ばれています。
ここでお見せする写真はSAO 合成であるけれども、色相シフトをして、グリーンを弱めています。
これは、2016年12月年末に撮った洞窟星雲です。
曇りあるいは雨の日が続きますねえ。
性懲りも無く、また昨年末に撮った『洞窟星雲』を再処理しています。
私の場合は Pixinsight にて処理をします。このソフトウェアは、「新機能」が配信されることが多く、今回もその新機能を使いました。
その新機能とは、以下の2つです。
Local normalization
スタックするときに、1枚1枚の画像を正規化し、そのデータを使う。そのように解釈していますが、さてどうなのでしょうか?
ArcsinhStretch
スタック後のリニアな画像をノンリニアにストレッチするときに使う。PixInsight は4個の、ストレッチをするコマンドが用意されてますが、最新版の Pixinsight で追加されたものです。おそらくこの最新版では、恒星の色を保持しつつ、星雲の色も出すことが目的かと思います。
その他使ったもの
SubframeSelector
読んで字のごとくですが、これはスタックすべき元画像を客観的に判断できる情報を提供してくれます。恒星のひずみ具合その他の情報を提供してくれ、計算式を指定すればその条件に合ったコマを選んでくれます。これを使い、30コマから21コマを選んでスタックしました。
PhotoetricColorCalibration
これは、撮影した天体の名称を入力すると、色の調整を自動的字に行ってくれるものです。今回は、バックグラウンド領域を指定してそれを0.15%の割合をバックグラウンドとして調整する方法を取ってみました。
DarkStractureEnhance
これも読んで字の如くですが、黒い構造を強調するものです。これにより暗黒帯を強調することができます。
その他色々なものを使っているのですが、いかがでしょうか?
初秋の9月30日、月が沈んだ後に撮ったエッジオン銀河のNGC891 銀河です。
この銀河はアンドロメダ座にあります。多くの人はM31 のアンドロメダ銀河を観望や撮影の対象としますが、この銀河を対象とする人は少ないかと思います。
エッジオン銀河とは、渦巻きの円盤を調度横から見た状態のことを指します。そのため、暗黒帯が筋のように見えます。これは天の川も同じで、天の川でも真ん中には暗黒星雲があります。NGC891 は遠い銀河ですが、天の川と似たような構造になっていることが解りますね。
昨日行った九十九谷で撮った分です。(2017年10月1日)
EOS KISS X2 改造機、SIGMA APO DG 70-300mm ズームレンズ。100mm 付近で使用。
先日我が家で撮った同じ二重星団と全然写りが違いますね。
2017年9月26日の夜は久しぶりに満足の行く星空となりました。
ペルセウス座とカシオペヤ座の中間にある二重星団を自宅から捉えることができました。
使用機材
EOS-M
SMC PENTAX-A 200mm 開放
ポラリエ 追尾